避妊相談(低用量ピル等)

低用量ピルとは

低用量ピルは、一般的に避妊のための使い方が知られていますが、実は重い生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和など、体調管理にも効果があります。
女性が知っておきたい低用量ピルについての解説を致します。

ピルって何?

ピルって何?

低用量ピルは、経口避妊薬とも呼ばれ、一般に「避妊の方法」の一つとして知られています。
ピルを飲むと女性ホルモンの分泌が抑制されるため、女性の体は排卵を抑制したり、子宮内膜を変化させるといったことが起こります。
この働きによって、望まない妊娠を避けられるということです。


ピル(OC)の効用・効果

  • 避妊
  • 月経困難症(生理痛)の改善
  • 月経周期が規則正しくなる
  • 月経周期の調節ができる
  • 貧血の改善
  • 月経前症候群(PMS)の改善
  • 子宮内膜症に対する症状の改善
  • にきび、多毛症の改善
  • 卵巣癌、子宮体癌の発症率の低下

上記のようにOCには現代女性がかかえる女性特有のトラブルや病気に対しても効果が期待されます。

ピルの副作用

主な副作用として、特に飲み始めには軽い吐き気、不正出血などが出現することがありますが、だいたい2~3周期以内におさまります。
内服時間を就寝前にするなどの工夫が効果ある場合があります。尚、太ったりすることもありません。

重大な副作用として「血栓症」がありますが、正常血圧の非喫煙者における発現率は極めてまれであり、自然妊娠における発現率の6分の1にすぎません。
また、OC(ピル)を服用したことで将来妊娠しにくくなるなどという事は全くありません。
OC(ピル)は子宮内膜症の治療にもなるので、今は赤ちゃんを望まないが結婚後は欲しいと考えている方は、むしろきちんと使用された方がいいといえます。

ピルの服用方法

OC(ピル)には21錠タイプと28錠タイプがありますが、28錠タイプは飲み忘れを防ぐために最後に7錠のプラセボ(薬成分のない粒・偽薬)が付いているだけで本質的な違いはありません。
月経初日から毎日決まった時間に1錠づつ服用します(食後である必要はありません、飲み忘れのないような時間を設定してください)。
21錠目を飲み終った後、数日で月経(のような出血)があります。
28錠タイプの場合、月経とは無関係に1日1錠のペースで服用を続け、28錠目を飲み終ったら翌日から次のシートの1錠目へ移ってください。
21錠タイプの場合は、21錠目を飲み終った後、7日間の休薬期間をとった後に次のシートに移ります。

ピルはSTDの予防をするものではありません。これらの感染防止には、コンドームの使用が有効です。ピルを飲んでいる間も、STDの予防のためには必要に応じコンドームを併用してください。

IUD

高い避妊効果を持つ避妊手段としてIUDもあります。
95%以上の妊娠防止効果があるとされています。
IUDとは子宮内避妊用具の略称で、ポリエチレン製の器具を子宮内に直接挿入、留置して避妊効果を期待するものです。
特徴はピルのように毎日薬を飲む必要もなく、一度挿入すれば、何年もその効果が持続する器具です。

今までに数多くの製品が市場に出回りましたが、現在ではテイル(尾部)を保有するいくつかのIUD製品にしぼられて使用されています。


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